スピード、精度、アセンブリサポートが強化されたsolidThinking Inspire® 2015を発表
ミシガン州トロイ – 2015年6月18日 – solidThinking, Inc.は本日、solidThinking Inspire
® 2015を発表しました。最新世代のInspireでは、ジオメトリ関数のスピードが増しているほか、ユーザーインターフェースが改善し、より広範で複雑な問題も扱えるようになっています。一部の新機能については、Inspireのユーザーコミュニティから特に多く寄せられたリクエストに応える形で追加されました。これらには、ファスナー(ボルト / ネジ)、ジョイント(ピン / スライドピン)、コンタクト(固着 / 接触 / 無視)が含まれます。こうした機能を利用することで、Inspireユーザーは、モデルアセンブリのモデリング、最適化、解析を容易に実行できるようになります。
solidThinking InspireのProgram Managerを務めるAndrew Bartelsは、次のように述べています。「Inspireを使い慣れているユーザーは、実際の荷重条件をシミュレーションできる機能に信頼を寄せています。今回、アセンブリ最適化のサポートが追加されたことで、周囲の構造も含めて最適化を実行したり、複数のコンポーネント間の関係をより深く理解したりできるようになりました」。
Exact Engineering社の創業者兼Principal Mechanical EngineerのDavid Anderson氏は、次のように述べています。「高性能製品のコンポーネントを設計することがかつてないほど簡単になりました。当社のチームはsolidThinking Inspireにより、開発プロセスの初期の段階で設計を最適化できるため、開発のスタートをうまく切ることができます。Inspireのおかげで、多種多様な製品の部品について、一貫して軽量化と剛性強化を実現できます」。
最新バージョンのsolidThinking Inspireの画像、ビデオ、詳細は、
solidThinking.com/Inspireをご覧ください。
Inspire 2015の主な改善点は次のとおりです:
ファスナーとジョイント – ボルト、ネジ、ピン、スライドピンを使って、モデル内で複数の部品を接合できます。Inspireのワークフローはモデル内で穴が揃っている領域を自動検知するため、簡単かつ直感的に接合を実行できます。
コンタクト – 隣接する部品同士の固着、接触、無視を指定できるようになったため、より実機に近い最適化結果が得られます。
重力荷重 - モデルブラウザーを使って、モデルにG荷重を追加できるようになりました。
U改善されたユーザーインターフェース – Inspire 2015の新しいツール群に対応し、新しいリボンスタイルのインターフェースでは各種ツールがタブ群にまとめられています。また、ユーザーは各タブをカスタマイズし、自分のプロセスに合わせてワークフローを構築することができます。
ジオメトリ関数のスピードを強化 –プログラム内のジオメトリ関数が、以前のバージョンのInspireと比べて最大300%高速に実行されます。
solidThinking Inspireによって、設計エンジニア、製品デザイナー、建築家は、構造的に効率の良いコンセプトを迅速かつ簡単に作成および探求することができるため、コスト、開発時間、材料の使用量、および製品重量の削減が可能になります。Inspireの最適化機能は、航空宇宙、自動車、重工業、建築、消費財をはじめとする広範な産業で必要とされています。
solidThinking, Inc.について
solidThinkingは、より良い製品をより速く顧客に提供するためのテクノロジーを開発、販売しています。solidThinkingのソフトウェアは、販売パートナーのグローバルなネットワークによって販売、サポートされているほか、
Altair HyperWorks 製品群の一部としても利用できます。
Altairについて
Altairは、ビジネスパフォーマンスの改善のために、設計、プロセス、意思決定を統合かつ最適化するシミュレーション技術の開発と様々な分野への適応に注力しています。 2300人を超える従業員を擁する非上場企業であるAltairは、米国ミシガン州トロイに本拠を置き、23ヵ国に45以上のオフィスを構えています。 顧客は多種多様な業種にわたり、その数は5000社以上にも及んでいます。 詳細については、
www.altairjp.co.jpをご覧ください。