Inphi社の高速データ伝送設計を、Altair Accelerator™でコスト削減
Inphi社は、Altairの超高効率のワークフロー管理ツールとパフォーマンス最適化ツールを利用して市場投入までの期間を短縮
ミシガン州トロイ – 2019年12月3日 – 製品開発、ハイパフォーマンスコンピューティング、データインテリジェンスに関するテクノロジーをグローバルに提供する
Altair（Nasdaq：ALTR）は、カリフォルニア州サンタクララに拠点を置く高速データ伝送インターコネクト産業のリーダー企業であるInphi社（NYSE：IPHI）において、Altair Accelerator
™を用いて大幅なコスト削減と設計加速を実現しました。
クラウド、ビッグデータ、ビデオストリーミング、人工知能、モノのインターネット（IoT）など、インターネットの新しい利用方法が登場したことにより、昨今では高性能のマイクロエレクトロニクスを求める声が一段と高まっています。その結果、競争力を確保するには、超高効率のワークフロー管理ツールとパフォーマンス最適化ツールが欠かせないものになりました。Inphi社が数ある候補の中からAltair Acceleratorを選ぶ決め手となったのは、その優れたパフォーマンスとAltairの傑出したカスタマーサービスの実績でした。
Inphi社のEngineering担当Associate Vice Presidentを務めるWeikei Sun氏は、「Altairが提供するパフォーマンス最適化ツールは、半導体産業に大きなメリットをもたらします。特にライセンス利用率とスケジューリングスピードの2点は重要です。Altair Acceleratorのスケジューリングスピードは、当社が検討した他のソリューションと比べて10倍高速です。高性能のライセンスベースのスケジューリングを使用することで、設計やエンジニアの工程でより多くの設計案を、より高速に探求できるようになりました。その結果、チームの機動力を維持し、高額な半導体設計（EDA）ライセンスの利用率を最適化することができています」と述べています。
Altair Acceleratorは、半導体産業の複雑なニーズに応えるために設計された高スループット・高効率のジョブスケジューラーです。EDAツールのハイパフォーマンスコンピューティング（HPC）要件を満たすことができるソリューションであり、高いパフォーマンスを引き出せるだけなく、EDAライセンスやハードウェア関連の支出を最適化することができます。適応性が非常に高く、小規模な専用サーバーファームから複雑な分散HPC環境やクラスタ環境まで、様々な計算インフラストラクチャーを管理できます。
AltairのChief Technology Officerを務めるMahalingam Srikanthは、「Inphi社は、新しい高速データ伝送インターコネクトテクノロジーをいち早く市場に投入してきた実績を持つ企業です。同社はこの競争の激しい産業で先頭を走るために市場投入までの期間短縮に取り組んでおり、その中でAltairのHPCテクノロジーが不可欠なツールとなっていることを誇らしく思います」と述べています。
Altair Acceleratorで半導体設計（EDA）タスクを高速化する方法については、
製品ページをご覧ください。
Altairについて（Nasdaq：ALTR）
Altairは、製品開発、ハイパフォーマンスコンピューティング（HPC）、およびデータイアナリティクスの分野において、ソフトウェアやクラウドソリューションを提供するグローバル企業です。多種多様な業界におけるお客様が、持続可能な未来を創造しコネクティッドな世界において力を発揮するためのテクノロジーを提供します。詳細については、
www.altairjp.co.jpをご覧ください。
Inphi社について
Inphi社は、高速データ伝送インターコネクト産業のリーダー企業です。世界中に分散するデータセンター間およびデータセンター施設内において、膨大な量のデータを高速に伝送しています。シグナルインテグリティの専門知識を活かして、伝送距離を問わず、信頼の高速データ伝送を実現します。ビデオストリーミング、ソーシャルメディア、クラウドサービス、ワイヤレスインフラの影響によってデータ量が急増するなか、昨今ではデータ伝送のスピードがかつてないほどに求められています。そうしたニーズに応えるのがInphi社です。同社のソリューションを利用することにより、サービスプロバイダーやクラウドインフラ、さらには次世代のデータセンターを開発、増築することが可能です。Inphi社の詳細については、
www.inphi.comをご覧ください。