Altair、南アフリカのステレンボッシュに現地オフィスを設立し事業を拡大
ミシガン州トロイ – 2014年7月28日 - 米国に本社を置くエンジニアリング会社であるAltairは先頃、高周波電磁場解析ソフトウェアFEKO
®のメーカーであるEM Software & Systems - S.A.社を買収しました。これにより、FEKOがAltairのコンピュータ支援エンジニアリング(CAE)製品群HyperWorks
®に加わり、Altairは、業界の極めて豊富な専門知識を有した現地オフィスを南アフリカに新しく開設する運びとなりました。今後は、このAltair南アフリカのスタッフが同国でのAltairの販売およびサポート業務をすべて担当します。
Altairのテクノロジーを活用することにより、市場をリードする優れた製品を効率的かつ費用効果の高い方法で開発できます。HyperWorksには、モデリングと可視化のための製品群に加え、構造解析および軽量化設計、数値流体力学、マルチボディシステムパフォーマンス、金属やポリマーの押し出し成形の製造プロセスシミュレーション、シートメタルフォーミングシミュレーションといった多彩な解析および最適化ツール群が搭載されています。Altair南アフリカの Country Managerに就任したGronum Smithは次のように述べています。「Altairの柔軟なソフトウェアライセンスモデルは、従来の従量課金制に基づいたライセンスプランに取って代わるものです。ユーザーはユニット数に応じた定額を支払うことで複数のアプリケーションを利用でき、1つ1つのライセンスごとに料金を支払う必要がありません。こうしたライセンスモデルによって、企業は幅広いソフトウェアを活用して生産性を向上させ、同時にコストの削減を実現できるため、結果的に投資収益率の改善につながります」
HyperWorksユーザーは、
Altairパートナーアライアンスに加盟する独立系ソフトウェアベンダーが提供する多種多様な製品にもアクセスすることが可能です。APAには、複合材モデリング、プラスチック射出成形、プロジェクト・複雑性管理、耐久性、疲労、騒音、振動、ハーシュネス、その他多くのソリューションが用意されています。
「南アフリカの既存のAltairのお客様に現地で販売やテクニカルサポートを提供することを、非常に喜ばしく思っています。同国には新たなビジネスチャンスが豊富に存在すると確信しています」と、Altairヨーロッパ・中東・アフリカのSenior Vice Presidentを務めるDetlef Schneider博士は述べています。Altairの経営幹部達は今週、南アフリカのプレトリアとステレンボッシュで開催される設立式典に出席する予定です。詳細については、
http://www.feko.info/about-us/eventsをご覧ください。
Altairについて
Altairは、ビジネスパフォーマンスの改善のために、設計、プロセス、意思決定を統合かつ最適化するシミュレーション技術の開発と様々な分野への適応に注力しています。 2000人を超える従業員を擁する非上場企業であるAltairは、米国ミシガン州トロイに本拠を置き、20ヵ国に40以上のオフィスを構えています。 顧客は多種多様な業種にわたり、その数は5000社以上にも及んでいます。 詳細については、
www.altairjp.co.jpをご覧ください。
EMSS社について
EMSS社は、高周波電磁場解析とアンテナ設計に関するコンサルティングを専門とする企業として1994年に設立されました。EMSSは、コンサルティングサービスを通して、大規模な電気系プラットフォーム上でのアンテナのシミュレーションにおいて、航空宇宙、海軍および自動車業界における国内および海外のニーズを特定してきました。コマーシャルコードFEKO(
www.feko.info)で、この市場の要求を満たすハイブリッドモーメント法などの複数の特殊機能を有しています。FEKOの応用分野は、アンテナ設計およびアンテナの配置を超えて、電磁適合性(遮へい、カップリング、ケーブルハーネス解析)、マイクロストリップ回路およびコンポーネント、レーダー散乱解析、および生体電磁気学などの分野にまで拡がっています。