<ATC Japan 2023 Meet the Expert>
高周波電磁界解析ソルバーAltair Feko、及び低周波電磁界解析ソルバーAltair Fluxの新機能をご紹介します。
Altair Fekoについては、使い勝手が大幅に向上した次世代インターフェースのCADFEKOや、MoM/Faceted UTDのハイブリッド解法、電波伝搬解析向けのSBR/SRTハイブリッド解法、国交省が主導するPlateau の3D都市モデルのファイル形式(CityGML形式)のサポートなどの新機能をご紹介します。
またAltair Fluxでは新しく「応力依存磁気特性」機能が追加され、新しい磁気特性B(Stress)が、Flux2Dの静磁場および過渡磁気のアプリケーションで利用できるようになりました。この新しい磁気特性は、製造工程に起因する機械的な制約(例えば、電気鋼板の打ち抜き)による材料の磁気特性の劣化を表現するのに便利です。これまで電磁鋼板の加工工程で発生する磁気特性の変化による、モータ性能への影響を予測したかったような方に適した新機能です。これ以外にも搭載された新機能についてご紹介します。
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アルテア
技術本部 テクニカルマネージャ 山倉 鉄矢
技術本部 アプリケーションスペシャリスト チャヨノ リドー