<ATC Japan 2023ユーザー講演>
溶接残留応力の発生、高周波ピーニング(HFMI)による圧縮残留応力の導入、繰返し負荷による残留応力の再分配を、HyperWorksを援用した熱弾塑性有限要素解析、熱弾塑性クリープ有限要素解析、弾塑性動的陽解法有限要素解析により解析して、疲労き裂発生部位(溶接止端または溶接ルートノッチ)の局所弾塑性応力サイクルを計算した。この局所応力サイクルの最大応力と応力範囲からMIL-HDBK-5D法等価応力を計算して溶接疲労平均応力効果を評価した。その結果、局所溶接まま継手、高周波ピーニング処理継手の疲労試験結果が1本の等価応力SN線図で近似できた。
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大阪大学 大学院工学研究科
地球総合工学専攻 教授
大沢 直樹 様