本講演では、SimLabを紹介し、SimLabの電磁気学とマルチフィジックスの能力が、モーターの設計と開発をいかに加速させるかを紹介します。
eモーター設計における様々な課題を解決するためには、電磁気的な視点、つまりパワー、スピード、トルク、効率、最大トルク、リップルなどを考慮するだけでなく、熱的な側面、強度・耐久性、ラミネートのスタンピングに対する応力コスト、音響応答、空気伝播音と構造伝播音、音圧とマシンのモード周波数だけでなく、eモーターパワートレイン、また、インバータの影響、PWMによる影響、バッテリー、ドライブサイクル解析と完全なシステム効率を考慮に入れているシステムシミュレーションなど、より全体的で多角的なアプローチをとる必要があります。
SimLabなら、電磁界ソルバー機能、構造ソルバー機能、熱流体ソルバー機能を1つのインターフェースで利用できる上、これに使いやすさや直感的なデザイン、前処理機能、自動化機能を組み合わせれば、SimLabのマルチフィジックスプラットフォームはまさに設計・開発のための強力なツールと言えます。