将来の小型火星探査用ロボットの開発を目指し、大学生の参加をメインとした小型自律型走行ロボットによる国際大会(ARLISS)が米国ネバダ州ブラックロック砂漠で毎年開催される。大学での工業教育の一環として本大会に出場し、世界2位に至ったロボットの設計において、HyperWorksのMotionSolveを使用し、ロボットの走行時の動特性ならびに落下着地時の強度特性の解析を行うことで、信頼性の高い走行ロボットの構造設計に反映させた事例を紹介する。
愛知工科大学
工学部 電子制御・ロボット工学科
大西 正敏 様