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ニュースリリース

アルテア、Enlighten Awardの2025年度受賞者を発表

ルーシッド、メルセデス・ベンツ、アクゾノーベルなど、業界を牽引する企業が、より軽量で持続可能な自動車の未来に向けた取り組みで受賞

2025年9月16日 — 

ミシガン州トロイ、2025年9月16日 - 計算知能分野のグローバルリーダーであるアルテアは、2025年Altair Enlighten Awardの受賞者を発表しました。本賞は、米国自動車研究センター(CAR)との共催により、二酸化炭素排出量の削減、水やエネルギーの消費の抑制、材料の再利用とリサイクルの促進など、持続可能性と軽量化における最も優れた技術革新を表彰するものです。

アルテアの最高技術責任者であるサム・マハリンガムは次のように述べています。
「自動車業界が急速に変化する中、企業は持続可能性のイノベーションにおいて限界を押し広げ続ける必要があります。13年の歴史を持つEnlighten Awardは、持続可能技術における最も画期的な成果を称える最高の栄誉です。今年も、より持続可能な未来を築く企業の取り組みを讃えられることを誇りに思います」

米国自動車研究センター(CAR)の社長兼CEOであるエリザベス・クレア氏は次のように語ります。
「Enlighten Awardは、業界が求めるリーダーシップの象徴です。大胆かつ実用的なソリューションが、持続可能な未来への道を切り開きます。CARでは、ステークホルダーの連携、変革的な研究の紹介、未来のモビリティを定義する技術の推進を使命としています。アルテアとともに、今後の道筋を照らすイノベーションに光を当て、業界全体の模範となる受賞者を称えたいと思います」

受賞者一覧(部門別)

軽量化構想部門

大賞:Vortex CAE – Enlighten™

  • クラッシュ構造設計における新しいトポメトリ最適化技術を開発。13の主要衝突荷重ケースにおいて性能を維持しつつ、ボディインホワイトの質量を77%削減。原材料コスト5億ドル、製造時のCO₂排出量135万トンの削減効果を試算。

次点:Magna – Hemp-PA6複合ルーフラックインナー

  • BASFおよびHeartlandと共同開発したヘンプナイロン(PA6)を使用。再生可能素材でCO₂吸収効果があり、従来のナイロン樹脂と同等の性能を実現。

 

軽量化実現技術部門

大賞:CompositeEdge GmbH & ATA Mute B.V. – 超薄型吸音材

  • 厚さ1mm未満で最大97%の吸音性能を持つ革新的素材。防水・耐火・リサイクル可能で、接着剤不使用。自動車、ヒートポンプ、内装など多用途に対応。

次点:Lucid – モーダル過渡解析による耐久性CAEワークフロー

  • Altair® OptiStruct®と連携し、MBDからFEM解析、構造最適化までを一貫して実施。グローバル・ローカル解析により詳細な評価が可能。

佳作:Mercedes-Benz AG & Mercedes-Benz R&D India – スーパーエレメント自動生成プロセス

  • 複雑部品のセットアップを15分に短縮。手動操作不要で、90%以上の計算時間削減とリソース効率向上を実現。

 

モジュール部門

大賞:Syensqo & Geely – Amodel® PPAステーター冷却システム

  • 金属から樹脂への置換により、47%の軽量化と36%のコスト削減を達成。高温・高圧環境でも性能を維持し、安全性と信頼性を確保。

次点:American Axle & Manufacturing – 軽量モジュラーアクスルハウジング

  • 2種類のアクスル構成を1つに統合し、年間130万ポンドの質量削減。アルテアの最適化技術を活用し、既存ラインとの互換性も確保。

 

サステナブルコンピューティング部門

大賞:Lucid – 設計主導型構造評価による開発加速

  • Altair SimSolid®のメッシュレスソルバーを活用し、CAD環境内で迅速な設計反復を実現。複雑なメッシュ作成不要で、設計最適化を効率化。

次点:Mercedes-Benz AG & Mercedes-Benz R&D India – スーパーエレメント自動生成プロセス

  • 複雑部品のセットアップを15分に短縮。手動操作不要で、90%以上の計算時間削減とリソース効率向上を実現。

 

サステナブルプロセス部門

大賞:Marelli – 接着剤廃水の回収ソリューション

  • Marelliは、接着剤を使用する製造設備(ロボットやスプレーガンなど)の洗浄工程において、3成分の化学薬品を用いて接着剤廃棄物と洗浄水を分離するプロセスを導入しました。これにより、接着剤廃水の約85%を回収・再利用可能とし、年間8,160キログラムの水使用量を削減。回収された非飲用水は、製造工程内で再利用されています。

次点:CITIC Dicastal – 大型アルミ合金構造部品の一体成形に関する主要技術

  • 98個の部品を1つに統合することで、重量を30%削減し、サイクルタイムとコストも低減。商用車構造における非熱処理型Al-Mg合金の初の実用化。閉ループ熱バランスシステムにより成形品質を安定化させ、迅速なプロセスシミュレーションと可変断面設計により、材料使用の最適化と設計から検証までの期間短縮を実現しました。

 

サステナブル製品部門

大賞:NIO & AkzoNobel – 電気自動車用バッテリーパック底板コーティングの耐久性向上

  • NIOとAkzoNobelは、バッテリーパック底板のコーティング寿命を5年から15年に延長し、コーティング厚を90%削減。車両重量を2.2kg軽量化し、EV向け粉体塗装技術を初導入。非リサイクル素材をリサイクル可能な代替品に置き換え、VOC排出ゼロを達成。塗装効率も55%向上。自動車メーカーとティア5サプライヤーによる独自の協業体制で実現し、2024年11月から量産開始。NIO、Onvo、FireflyのEVモデルに広く採用されています。

次点:Chery Automobile – 低炭素リサイクルアルミニウムによる地球環境への貢献

  • Cheryは、100%リサイクルアルミニウムを使用した閉ループシステムを導入。99%以上の不純物除去を達成し、熱処理不要の一体型ダイカスト技術により製造エネルギーを最大95%削減。原材料由来のCO₂排出量を80%以上削減し、強度・安全性を維持しながら、グローバルな低炭素基準に適合。スケーラブルなグリーン製造のための協業エコシステムを構築しています。

 

責任あるAI部門

大賞:Lucid – Altair® PhysicsAI™によるクラッシュモード予測

  • Lucidは、AIを活用して複雑な非線形変形挙動を予測し、オフアクシスや斜め衝突など現実的な衝突シナリオに対応。Altair PhysicsAIとLS-DYNAを統合し、軸方向圧壊や曲げなどのクラッシュモードを物理試験前に分類可能な代理モデルを構築。設計反復を削減し、試作依存を最小化。軽量かつ高安全性の構造設計を加速し、材料使用の最適化、試験廃棄物の削減、企業の脱炭素目標にも貢献しています。

次点:Lucid – エンジニアリング自動化のためのAgentic AI

  • Lucidは、CADデータの取得、カスタムスクリプトの実行、解析、レポート作成をAIで自動化。自然言語による指示だけで、複数のアプリケーションを連携させ、データを自動的にワークフローに流すことが可能。複雑なAPI操作を不要とし、GUIを通じて直接操作を自動化。アイデアの即時実行を可能にし、手動介入の待ち時間を排除しました。

 

自動車業界がより安全で効率的、革新的な製品への需要を加速させる中、アルテアはAI駆動のエンジニアリング、HPC、製品ライフサイクル全体にわたる最適化を通じて変革を支援しています。アルテアのソフトウェアとコンサルティングサービスは、環境負荷の低減を可能にし、より健全で持続可能な未来の実現に貢献しています。

受賞者は、2025年9月16日に米国ミシガン州デトロイトで開催されるCARマネジメント・ブリーフィング・セミナーにて表彰されます。詳細はhttps://altairjp.co.jp/enlighten-awardをご覧ください。

2025年 Enlighten Award パートナー企業:

Auto Bild Japan、Autocar Professional、Automobil Industrie、Auto Messe Web、Auto Messe Web Worldwide、Center for Automotive Research、Google Cloud、韓国自動車技術会(KSAE)、SAE Automotive Engineering、Tech Briefs

 

アルテアについて アルテアは、シミュレーション、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、データ分析、人工知能(AI)に関するソフトウェアおよびクラウドソリューションを提供する、計算科学と AI の分野をリードするグローバル企業です。アルテアは、シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアの一員です。詳細については、altairjp.co.jp または sw.siemens.com/ja-JP をご覧ください。

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