2018年度Altair Enlighten Awardの最終候補企業57社が決定
自動車軽量化における傑出した実績やテクノロジーを達成した受賞企業を、第53回CAR Management Briefing Seminarsにて発表
ミシガン州トロイ - 2018年7月19日 – Altair（Nasdaq：ALTR）と
米国自動車研究センター（CAR＝Center for Automotive Research）は、2018年度Altair Enlighten Awardの最終候補企業を選出したことを発表しました。Altair Enlighten Awardは、テクノロジーで車両軽量化イノベーションを牽引している自動車関連企業を表彰するプログラムです。本年度は世界中から膨大な数のエントリーがあり、最終候補企業として57社が選ばれました。4部門の受賞企業の決定は、独立の審査委員会に託されます。最終候補に残った企業の取り組みは、すでに大きな成果を上げたものから、将来的な軽量化、コスト削減、性能向上が期待できるものまで、どれも画期的なものばかりです。
長年Enlighten Awardの審査員を務めている、Pratt & Miller Engineering社のSr. Technological SpecialistのGary Latham氏は、
「AltairとCARと協力し、こうしてEnlighten Awardを実施し続けられていることを光栄に思います。エントリー総数は右肩上がりで、車両の軽量化手段もますます巧みになっています。毎年のエントリー数の増加と質の向上を実際に目の当たりにすると、自動車メーカーやサプライヤーの皆様が車両重量の削減、ひいては地球環境の改善に真剣に取り組んでいることが伝わってきて、非常に勇気づけられます」と述べています。
各部門の最終的な受賞企業は、2018年7月30日にミシガン州トラバース市で開催される第53回CAR Management Briefing Seminars（MBS）にて発表されます。2018年度Altair Enlighten Awardは、完成車部門、モジュール部門、軽量化実現技術部門に新たに『軽量化構想』部門を加えた4部門に贈られます。完成車部門は、完成車の軽量化における傑出した成果を称えるものです。モジュール部門は、サブシステムやコンポーネントの革新的な軽量化が対象です。軽量化実現技術部門の対象は、新素材や接合技術など、革新的な軽量化を可能にしたテクノロジーです。新設された軽量化構想部門では、実用化前のテクノロジーに受賞のチャンスが開かれています。この部門は、軽量化計画を大きく後押しする可能性を秘めているものの、まだ市販車には利用されていない革新的なアイデア、開発手法、素材、テクノロジーが対象です。専門家で構成される審査委員会が、軽量化構想部門のエントリー企業から最終候補企業を選出しますが、受賞企業はMBSの出席者によって公開投票方式で選ばれます。
AltairのGlobal Automotive and Industry Verticals TeamのSenior Vice-Presidentを務めるRichard Yenは、「エントリーしていただいたすべての企業様にお礼申し上げます。また、2018年度Altair Enlighten Awardの最終候補企業に選ばれた皆様、誠におめでとうございます。このアワードプログラムを通じて、自動車産業を牽引する各企業様から革新的な知見や経験を共有していただけたことに感謝いたします。車両の軽量化とCO2排出量削減という自動車産業の共通の目標を、さらに推し進めるための一助になるでしょう」と述べています。
最終候補企業一覧と各社のイノベーションについては、
http://altairenlighten.com/award/をご覧ください。
Altairについて（Nasdaq：ALTR）
Altairは、製品ライフサイクル全体にわたって、シミュレーション、マシンラーニング、および最適化を適用することで、設計と意思決定に変革をもたらします。Altairの幅広いシミュレーション技術と特許取得済みのユニットベースのソフトウェアライセンスモデルは、シミュレーション主導のイノベーションを実現します。2,000人以上の従業員を擁するAltairは、米国ミシガン州トロイに本社を置き、24か国に71のオフィスを構えています。顧客は多種多様な業種にわたり、その数は5000社以上にも及んでいます。詳細については、
www.altairjp.co.jpをご覧ください。