自動車の車両軽量化における技術革新を称える自動車産業唯一の賞、Enlighten Awardのエントリー受付を開始
2017年度も引き続き完成車部門とモジュール部門の２部門を用意
ミシガン州トロイ、2016年11月3日 – AltairとCenter for Automotive Research（CAR）が共同で実施する
2017年度Enlighten Awardのエントリー受付が開始になりました。Enlighten Awardは、自動車産業の車両軽量化に関する成果を表彰するために設定されたアワードプログラムで、2017年7月にミシガン州トラバース市で開催される第52回CAR Management Briefing Seminars（MBS）にて発表されます。
Enlighten Awardには、完成車部門とモジュール部門という２つの部門が用意されています。完成車部門は、完成車の軽量化における傑出した成果を称えるもので、これまでにGeneral Motors社、Ford Motor社、Jaguar Land Rover社などが受賞しています。一方、モジュール部門は、サブシステムやコンポーネントの革新的な軽量化技術のほか、軽量素材や新しい接合技術などの画期的な基礎技術の開発が対象になります。モジュール部門はサプライヤーに最適で、これまでにBASF社やContiTech社といった企業が受賞しています。
AltairのGlobal Automotive部門のVice Presidentを務めるRichard Yenは、次のように述べています。「4年前の設立以来、Enlighten Awardは大きな成功を収めてきました。毎回そうそうたる候補が集まり軽量化技術やデザインの革新性を競います。自動車軽量化に関する最新動向を知る絶好の機会になるでしょう」
ご興味のある自動車メーカー様およびサプライヤー様からのエントリーをお待ちしております。エントリー方法の詳細については、
www.altairenlighten.com/awardをご覧いただくか、
marketing@altairjp.co.jpまでお問い合わせください。すべてのエントリー企業の業務上および技術上の機密情報を保護しつつ、広く一般に公表するという賞の性質上、エントリーする設計は、2014年8月から2017年8月までに製造された量産車に導入されたものに限定させていただきます。Enlighten Awardのエントリー締め切りは2017年5月26日です。最終審査は2017年6月中に実施されます。
昨年度は、GM社のフラッグシップモデルであるキャデラックCT6が完成車部門賞を受賞しました。キャデラックCT6は、複合領域最適化スタディを利用して混合材料を大胆に配置した車両で、高張力鋼を使用した従来設計から約99 kgの軽量化に成功しました。
技術革新を促進し、完成車メーカーやサプライヤーの改善努力を後押しするEnlighten Awardは、自動車産業の発展において大きな役割を担っています。受賞企業は、世界中で報道され脚光を浴びられるだけでなく、製品広告内でスポットライトを当てられたり、同業他社から評価されたり、インタビュー記事やブログで取り上げられたり、さらには産業内での具体的な成果を広く知ってもらうことで、有望な人材を獲得することにつながったりといったメリットを享受できます。
Altair ProductDesignについて
Altair ProductDesignは、700人を超える設計技術者、エンジニア、科学者、クリエイティビティあふれるスペシャリストで構成され、広範な分野の製品開発に関するコンサルティングをグローバルに展開しています。Altairの完全子会社である当社は、エンジニアリングに関する専門知識とコンピューター支援エンジニアリング（CAE）技術を組み合わせることにより、イノベーションやプロセス自動化を実現する、市場の牽引役として知られています。Altair ProductDesignは、チームを基盤としたユーザー主体の設計アプローチを取り入れており、Altair HyperWorksなどの独自のシミュレーションおよび最適化技術を用いて、収益性の高い革新的な製品を、より早く効率的に市場に投入できるよう支援しています。詳細については、
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1985年に設立されたAltairは、ビジネスパフォーマンスの改善のために、設計、プロセス、意思決定を統合かつ最適化するシミュレーション技術の開発と様々な分野への適応に注力しています。 2,600人を超える従業員を擁する非上場企業であるAltairは、米国ミシガン州トロイに本拠を置き、20ヵ国に45以上のオフィスを構えています。 顧客は多種多様な業種にわたり、その数は5000社以上にも及んでいます。 詳細については、
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