PART Engineering社とのパートナーシップ拡大により、Altairパートナーアライアンスに強度評価ソフトウェアが追加
PART Engineering社の静的強度・疲労強度評価ソフトウェア、S-Life FKMをHyperWorks®ユーザーに提供開始
ミシガン州トロイ – 2018年5月2日 – Altairパートナーアライアンス(APA)にPART Engineering社のS-Life FKMが追加されました。S-Life FKMは、ドイツのFKMガイドラインに基づいてFEA結果を評価するための静的強度・疲労強度評価ソフトウェアです。
PART Engineering社のManaging Directorを務めるWolfgang Korte博士は、「当社の強度評価ソフトウェアであるS-Life FKMを利用することで、FEA結果の評価の精度と信頼性を大幅に高めることができます。限界応力のホットスポットを独自の手法で割り出すので、人力で行うよりもはるかに高速かつ正確に応力を評価できます。大変多くのお客様から、ほんの数回評価を実行しただけでソフトウェアのコストを回収できたとの声をいただいています」と述べています。
S-Life FKMをポストプロセッサーとして使用すれば、1つのボタンをクリックするだけで算出応力を処理でき、FKMガイドラインに基づいて静的強度と疲労強度を評価できます。評価処理後、静的強度および繰り返し疲労の寿命消費率がコンタープロットで表示されます。S-Life FKMは、機械的強度に要件が課せられている鉄鋼 / 鋳鉄 / アルミ製金属部品を開発している企業をはじめ、様々な産業で活用できます。
Altairのソルバー、最適化、スマートマルチフィジックスソリューションおよび戦略を統括する、CTOのUwe Schramm博士は、「S-Lifeがパートナー製品に加わったことで、当社が提供する最高水準の疲労評価ソリューションがまた1つ増えました。FKMは、機械の設計およびエンジニアリングで広く利用されている標準規格です」と述べています。
5月17日に開催されたS-Life FKMの
紹介ウェビナーはこちらです。ソフトウェアの詳細については、
S-Life FKMの製品ページをご覧ください。
Altairパートナーアライアンスについて
Altairパートナーアライアンス(APA)では、お持ちのHyperWorksユニット(レンタル)を利用して、パートナー企業の多様な補完ソフトウェア製品をダウンロードしてオンデマンドで利用することができます。順次拡大を続けているAPAのポートフォリオを利用することで、シミュレーションや設計の可能性を広げ、より良い製品の迅速な開発を実現できます。APAには、数値流体力学(CFD)、疲労評価、製造プロセスシミュレーション、コスト見積もりなどのテクノロジーを利用できる製品に加え、海洋、オートバイ、航空宇宙、化学、建築といった各産業に特有のアプリケーションもラインナップされています。APAではHWUを使って他社のソフトウェアにアクセスできるため、インフラコストや管理コストの削減に最適なだけでなく、ニーズに応じてソフトウェアを素早く評価および導入できます。APAの詳細については、
http://www.altairhyperworks.jp/APAHomeをご覧ください。
PART Engineering社について
PART Engineering社は、FEA分野のCAEソフトウェアおよびCAEサービスを提供している企業です。ドイツに本社を構え、世界中の様々な産業で400社以上の顧客を抱えています。同社が目指すのは、FEシミュレーションのさらなる価値創出とCAEプロセスのより一層の効率化です。CAE分野で長年培ってきた経験を基にS-Lifeなどのソフトウェア製品を開発することで、「シンプルでロバストなアプリケーションを使って、信頼できる結果を求めたい」というCAEエンジニアのニーズに応えてきました。PART Engineering社の詳細については、
www.partengineering.comご覧ください。
Altairについて(Nasdaq:ALTR)
Altairは、製品ライフサイクル全体にわたって、シミュレーション、マシンラーニング、および最適化を適用することで、設計と意思決定に変革をもたらします。Altairの幅広いシミュレーション技術と特許取得済みのユニットベースのソフトウェアライセンスモデルは、シミュレーション主導のイノベーションを実現します。2,000人以上の従業員を擁するAltairは、米国ミシガン州トロイに本社を置き、24か国に71のオフィスを構えています。顧客は多種多様な業種にわたり、その数は5000社以上にも及んでいます。詳細については、
www.altairjp.co.jpをご覧ください。