アルテアとL&Tテクノロジー・サービシズ、グローバルイノベーションを加速するデジタルツイン研究拠点を設立
中核的研究拠点(CoE)は、モビリティ、ハイテク、サステナビリティの各分野に対応
ミシガン州トロイ、2024年8月7日 - 計算知能の分野で世界をリードする
アルテア(Nasdaq:ALTR)と、デジタルエンジニアリングおよびR&Dサービスの世界的企業である
L&Tテクノロジー・サービシズ(BSE:540115、NSE:LTTS)は共同で、デジタル変革を加速するデジタルツインセンターオブエクセレント(CoE)の設立を発表しました。このCoEは、モビリティ、ハイテク、サステナビリティの各分野にまたがる世界中の共同顧客に最先端のデジタルツイン能力を提供し、イノベーションと効率性を強化する最高のデジタルツインソリューションを実現します。
CoEは、以下の分野における最新の方法論と技術を習得できるよう支援します。
- AIを活用したエンジニアリングで、製品、システム、プロセスを変革する
- 新しいユースケースをシミュレートするイノベーションラボ
- 予知保全
- 物理的プロトタイピングのサイクルタイムを短縮する迅速な製品開発
- ハンズオントレーニング
アルテアのChief Operating Officerを務めるStephanie Bucknerのエンドースメント:
「テクノロジーのスピードと市場からの圧力がますます高まる中、この取り組みは企業がテクノロジーのトレンドを先取りし、投資を最大限に活用し、より優れ、より情報に基づいた製品やプロセスをより早く市場に投入するための一助となるでしょう。アルテアの先進的なアプローチとLTTSの専門知識を組み合わせることで、物理的なプロトタイプがなくても、設計、構築、テスト、最適化、what-ifシナリオの評価、予知保全の実行、製品の残存耐用年数(RUL)の延長をより効率的に行えるようになるでしょう」
LTTSのMedical、Smart World、Functions担当執行役員兼PresidentであるAbhishek Sinhaのエンドースメント:
「アルテアとの戦略的パートナーシップは、デジタルツイン技術の分野に革命を起こすでしょう。LTTSの比類なきクロスドメインエンジニアリングに関する専門知識と、アルテアの卓越したシミュレーションやデータ分析能力を活用することで、モビリティ、サステナビリティ、ハイテクといった各分野にわたって業界標準を再定義する準備が整いました。私たちは協力して、技術統合の未来を形作る先駆的な進歩に取り組んでいます」
LTTSは、設計センター全体で複数のCoEを擁し、デジタルツイン技術において豊富な経験を持っています。ライン運用向けデジタルツインは、リアルタイムデータと履歴データを使用した仮想試運転、効率モニタリング、予知保全、根本原因分析を通じて、パフォーマンスを向上させます。戦略的なデジタル変革をサポートし、モジュールの実装と役割ベースのアクセスを提供します。さらに、LTTSは、54 を超える機械学習アルゴリズムを使用してデジタルツインを設計し、石油掘削装置の操作を自動化しました。デジタルツインの世界とデジタルツイン革命におけるLTTSの役割については、
こちらのページか、
eBookを参照してください。
LTTSはすでに、設計・シミュレーションプラットフォーム
Altair® HyperWorks®とデータ分析・AIプラットフォーム
Altair® RapidMiner®の両方のソリューションを網羅する、アルテアの先進的なトータルデジタルツイン製品を、以下のような多様なユースケースに活用しています。
- モーター、バッテリー、ギアボックスシステム
- 自動車電装システム
- 心臓発作と脳卒中のリスク予測
- データに基づく自動車生産ラインのパフォーマンス
- データに基づく風力発電予測
アルテアのワントータルツインソリューションと専門知識を組み合わせることで、企業はより効率的に、必要な時に必要な場所で、デジタルツイン技術を導入できるようになります。アルテアのデジタルツイン機能の詳細については、
デジタルツインのページをご覧ください。
アルテアについて
アルテアは、シミュレーション、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、データ分析、人工知能(AI)に関するソフトウェアおよびクラウドソリューションを提供する、計算知能の分野をリードするグローバル企業です。アルテアは、あらゆる業界の企業がより効果的に競争し、接続が強化された世界でより賢明な意思決定を行うことを可能にし、さらに環境に優しく持続可能な未来を創造します。詳細については、
www.altairjp.co.jpをご覧ください。
L&Tテクノロジー・サービシズ社について
L&Tテクノロジー・サービシズ(L&T Technology Services Limited:LTTS)はラーセン&トゥブロ社の上場子会社で、エンジニアリングと研究開発(ER&D)サービスに重点を置いています。製品およびプロセス開発のライフサイクル全般にわたり、コンサルティング、設計、開発、テストサービスを提供しています。顧客基盤には、工業製品、医療機器、運輸、通信・ハイテク、プロセス産業など、69社のフォーチュン500企業と、世界トップクラスのER&D企業57社が含まれます。インドに本社を置き、2024年6月30日現在、22のグローバルデザインセンター、30のグローバルセールスオフィス、108のイノベーションラボに23,550人以上の従業員を擁しています。詳細については、https://www.LTTS.com/ をご覧ください。