IoTデータ分析、インダストリアルアナリティクス、組み込み型BIを向上させるEnvision 4.0がリリース
ミシガン州トロイ、2017年3月16日(木)– solidThinkingは本日、独自のデータ分析プラットフォームの最新版、Envision 4.0の一般提供開始を発表しました。様々な新機能が追加され、モノのインターネット(IoT)およびインダストリアルアナリティクスに必要なすべての機能を搭載しました。
solidThinkingのSr. Vice President Analyticsを務めるYeshwant Mummaneniは次のように述べています。「Envision 4.0は全面的にグレードアップしています。様々な新機能追加や機能強化なされ、使い勝手も改善しました。ユーザーエクスペリエンスの向上をすぐに感じ取っていただけるでしょう。バージョン4.0では特にコア機能強化に注力し、
Smart Joins、Targeted Filtering、Multi-Level Aggregationsを始めとする新機能を追加しました。市場で最も包括的なBIプラットフォームを、お客様やパートナー様に提供できることを非常に嬉しく思います」。
Milsoft Utility Solutions社のBrian Lassiter氏は、「Envision 4.0は、われわれパートナーにとって重要なバージョンアップです。リアルタイムデータ更新機能が追加されたことで、当社の公共事業クライアント各社は、現在の停電地域、派遣中のスタッフ、停電中の住宅およびその他の重要なKPIを表示した複数のダッシュボードを、1つのビューでまとめてリアルタイムに確認できるようになりました。公共事業では、今起きていることを把握することがきわめて重要なのです」と述べています。
最新版のEnvisionの画像、ビデオ、詳細は、
http://Envisionbi.com/4.0をご覧ください。
Envision 4.0の主な特長:
- Smart Joins
TSmart Joinsは、複数ソースのデータを集約しやすくするために追加された新機能です。この機能を使うことで、SQLの基本的なJOIN句について詳しくないユーザーでも、複数データソースを結合することができます。複数のファクトテーブルを様々なディメンションで結合できるこの強力な機能を使うことにより、複数データソースのメトリクスを1つのチャートにプロットすることが可能です。
- Multi-level Aggregation
標準的な集計 / ロールアップ(SUM、MIN、AVG、STDなど)関数に加えて高度な集計関数が追加されたことで、ある集計関数を使ってデータをレベルAにロールアップした後に、別の集計関数を使ってさらに上のレベルBにロールアップできるようになりました。集計のディメンションパスはチャートの集計レベルからインテリジェントに選択されるため、使いやすさもさらに向上しています。
- リアルタイムデータ更新
ユーザー指定の更新間隔またはRest API通知によるリアルタイムデータ更新機能は、様々なIoTユースケースで役立ちます。バージョン4.0ではこのリアルタイム更新機能がさらに強化され、チームでの共同の分析作業が可能になりました。レポート、ダッシュボード、チャートへの変更は、作業中の作成者および閲覧者にリアルタイムに反映されます。
- ユーザーエクスペリエンスの向上
Envisionは、包括的なBI機能を備えながら、きわめて使い勝手の良いソリューションに仕上がっています。データからダッシュボードを作成する際も、最小限のクリック数で非常に素早く実行できます。バージョン4.0では、クリックした場所に最もふさわしいコンテキストベースのチャートプロパティの表示と複数レベルの取り消し / やり直しの機能が新たに追加されました。また、新機能としてブックマークが追加され、頻繁に使用するダッシュボードフィルターの組み合わせに瞬時にアクセスできるようになりました。これらのブックマークは、他の作業者と共有することも可能です。さらに、新しいTargeted Filtering機能によりメジャーまたはメトリクスとダッシュボードフィルターを関連付けることで、チャートやダッシュボードのどの部分にどのようにフィルターを適用するかを細かくコントロールできるようになりました。
- 管理者ツールとコネクター
Envisionには企業向け機能が満載です。Envision 4.0では、企業やISVで必要となる、クラウド、オンプレミス、組み込みシステム向けの機能が強化されました。たとえば、レポート定期生成、データ更新通知、O-Authベースの追加の認証オプション、Apache SparkおよびSalesForce.comコネクターのビッグデータサポートなどです。また、組み込みモードでのオーサリング機能も追加されています。ユーザー、データ、サービス、セキュリティ、アプリケーション管理の設計を全面的に改善したことで、管理タスクもさらに簡単になりました。
その他の情報、製品ニュース、今後のイベントの詳細については、
envisionbi.jp/をご覧いただくか、
LinkedIn または
TwitterのEnvisionのページ(英語)にアクセスしてください。
Envisionについて
Envisionは、データ探査、可視化、分析を高速かつ自由自在に実行でき、企業全体への導入も容易です。分かりやすいユーザーインターフェースを備えているほか、画期的なライセンスモデルにより投資の最適化を実現します。IoT、インダストリアルアナリティクス、組み込み型BIに必要なすべての機能が揃っているだけでなく、独自の分析アプリケーション開発機能とオープンアーキテクチャーにより、組み込みも開発も簡単に行えます。
solidThinkingについて
solidThinkingは、より良い製品をより速く顧客に提供するためのテクノロジーを開発・販売しています。solidThinkingのソフトウェアは、グローバルな販売パートナーネットワークを通じて販売・サポートされているほか、
Altair HyperWorks®製品群の一部としても提供されています。solidThinkingは、Altair(本社: アメリカ、ミシガン州トロイ)の完全子会社です。
Altairについて
1985年に設立されたAltairは、ビジネスパフォーマンスの改善のために、設計、プロセス、意思決定を統合かつ最適化するシミュレーション技術の開発と様々な分野への適応に注力しています。 2,600人を超える従業員を擁する非上場企業であるAltairは、米国ミシガン州トロイに本拠を置き、20ヵ国に45以上のオフィスを構えています。 顧客は多種多様な業種にわたり、その数は5000社以上にも及んでいます。 詳細については、
www.altairjp.co.jpをご覧ください。