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アルテア、アストンマーティン社およびSarginsons社の、持続可能な自動車製造に革命をもたらす580万ポンドの車両性能統合最適化技術(PIVOT)プロジェクトへ参入

アルテアのAIを活用したエンジニアリング技術により、重量を最大30%低減し、炭素排出量を95%削減した100%リサイクルアルミニウム鋳造構造の開発を推進 ミシガン州トロイ、2024年9月25日 - 計算知能の分野で世界をリードするアルテア(Nasdaq:ALTR)は、このたび、Innovate UK社Advanced Propulsion Centre(APC)が支援する580万ポンドのPerformance Integrated Vehicle Optimization Technology(車両性能統合最適化技術、PIVOT)プロジェクトへの参画を発表しました。このプロジェクトは、アルテアの最先端の人工知能(AI)およびシミュレーション機能により、より軽量で持続可能なコンポーネントを生み出すことで、自動車製造に革命を起こすことを目的としています。

Sarginsons Industriesが主導するPIVOTプロジェクトには、アルテア、アストンマーティン、ブルネル大学ロンドン、金属リサイクルの専門家であるGESCRAPといった主要パートナーが参加しています。この取り組みでは、鋳造シミュレーション、トポロジー最適化、AIを組み合わせた革新的なソフトウェアを開発し、重量、構造性能、製造性を最適化したコンポーネントの設計を可能にします。この画期的な進歩により、性能要件を維持しながら最大30%軽量化されたアルミニウム鋳造構造が実現します。

アルテアのChief Technical OfficerであるSam Mahalingamは、次のように述べています。「今回のコラボレーションは、アルテアのAIを活用したエンジニアリング技術によって、メーカーがより効率的な車両コンポーネントを開発し、重量を削減して環境への影響を大幅に低減できることを実証するものです。志を同じくする組織と協力し、製造における革新がより持続可能な自動車の未来へ貢献する形を紹介できることを誇りに思います」

Innovate UKとAPCによる290万ポンドの政府助成金の一部を受けたPIVOTプロジェクトは、100%再生アルミニウムを使用して、自動車部品に組み込まれる炭素排出量を最大95%削減することに注力しています。ブルネル大学ロンドンが開発した高度な結晶粒微細化技術によって再生アルミニウム固有の機械的弱点を克服することで、PIVOTは、自動車のシャーシシステムなどの鋳造構造用途に二次合金を使用することを可能にします。

「PIVOTは、鋳造業界にとって大きな前進です」と、Sarginsons Industries社のManaging Director、Mark Numan氏は述べています。「アルテアの最先端技術によって、私たちは可能性の天井を押し上げ、より軽量で強度が高いだけでなく、環境にも配慮した部品を作り出そうとしています」

PIVOTプロジェクトは、AI、リサイクル材料、高度な鋳造プロセスが、環境不可を削減しながら自動車製造をどのように再構築できるかを示すショーケースとなります。このプロジェクトは、今後数年間で重要な進歩をもたらし、OEMと鋳造所がより効率的で持続可能な生産方法を採用できるようになると期待されています。

Innovate UKとAPCの取り組みに関する詳細は、https://www.apcuk.co.uk/news-events/news/new-59-million-investment-for-uk-green-vehicle-production/をご覧ください。




アルテアについて
アルテアは、シミュレーション、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、データ分析、人工知能(AI)に関するソフトウェアおよびクラウドソリューションを提供する、計算知能の分野をリードするグローバル企業です。アルテアは、あらゆる業界の企業がより効果的に競争し、接続が強化された世界でより賢明な意思決定を行うことを可能にし、さらに環境に優しく持続可能な未来を創造します。詳細については、www.altairjp.co.jpをご覧ください。

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