アルテア、ジャガー・ランドローバー、ダネッカの研究コンソーシアムの3社、電気自動車の新たな設計プロセス構築のための資金を、ファラデー・バッテリー・チャレンジを通じて英国政府から調達
アルテアが、画期的な成果を生み出すためのシミュレーションおよびデータ分析ツールと専門知識を提供
ミシガン州トロイ、2023年12月7日 - 計算科学と人工知能(AI)の分野で世界をリードする
アルテア(Nasdaq:ALTR)は、ジャガー・ランドローバー(JLR)およびバッテリーメーカーのダネッカとともに、
ファラデー・バッテリー・チャレンジを通じて英国政府から資金提供を受けたことを発表しました。この3社によって、電気自動車の新たな設計プロセス開発のための研究プロジェクトを支援するコンソーシアムが設立されます。また、プロジェクト資金は、英国におけるバッテリー技術開発を支援する、科学技術革新省(DSIT)後援の非省庁的公的機関
UK Research and Innovationから提供される予定です。
新プロセスでは、アルテアの技術を活用して車両プロトタイプを開発します。新しい車両モデルでは、重量を増やすことなくバッテリーの搭載スペースを拡大し、より軽量な新型ボディが採用される予定です。
JLRはさらに、ボディインホワイト構造のための3段階コンセプト開発プロセスであるアルテアのC123プロセスを適用します。
Altair® HyperWorks®の設計・シミュレーションプラットフォームの主要なFEAソルバー
Altair® OptiStruct™を用いた、電熱機能を活用した新たな最適化も行います。
この発表に際し、アルテアで自動車部門のSenior Vice Presidentを務めるRoyston Jonesは、以下のエンドースメントを出しています。
「革新的かつ効率的な設計で次世代の電気自動車をサポートするこの革新的なプロジェクトで、JLRおよびダネッカと協力できることを嬉しく思います。アルテアのシミュレーションおよびデータ分析ツールは、コンソーシアムによる電気自動車とバッテリーの新しい設計プロセスの開発を可能にし、電気自動車の軽量化とエネルギー効率の向上に貢献します」
また、JLRのバッテリー技術シニアマネージャーであるPaul Haney氏より、以下のエンドースメントを頂戴しています。
「このような革新的なプロジェクトに参加できたこと、またファラデー・バッテリー・チャレンジを通じて英国政府から資金提供を受けられたことを大変嬉しく思います。アルテアおよびダネッカとのこの研究プロジェクトは、将来に向けて持続可能なeモビリティを実現する電気自動車を創造する上で、重要な一歩を踏み出すものです」
最後に、ダネッカのManaging Directorを務めるDanson Michael Joseph氏からも、以下のエンドースメントを頂戴しています。
「この革新的なプロジェクトでアルテアおよびJLRと提携することで、ダネッカは電気自動車とバッテリー技術の開発を前進させるチャンスを得ました。ダネッカのバッテリー製造に関する専門知識とアルテアのシミュレーション・最適化ツールを組み合わせることで、次世代の電気自動車に電力を供給する、より効率的なバッテリーの設置が可能になります」
プロジェクト期間は2023年2月1日から2025年1月31日までで、プロトタイプ車両のコンポーネントを発注した後も、シミュレーションを通じて継続的に改良方法を検討します。すべての研究成果は、資金提供されたプロジェクト期間終了後もJLR、ダネッカ、アルテアに残り、他の顧客やプロジェクトに利用できます。
詳細は
www.ukri.org/what-we-offer/browse-our-areas-of-investment-and-support/faraday-battery-challenge/をご覧ください。
アルテアについて
アルテアは、シミュレーション、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、データ分析、人工知能(AI)に関するソフトウェアおよびクラウドソリューションを提供する、計算科学とAIの分野をリードするグローバル企業です。アルテアは、あらゆる業界の企業がより効果的に競争し、接続が強化された世界でより賢明な意思決定を行うことを可能にし、さらに環境に優しく持続可能な未来を創造します。詳細については、
www.altairjp.co.jpをご覧ください。