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Altair Engineering と Automation Alley Technology Center、公共交通機関を活性化するバスプロトタイプを開発

両社のパートナーシップによりミシガン南東部の研究開発ビジネスに270万ドルの政府助成金を獲得 ミシガン州トロイ発 - Altair Engineering, Inc. と Automation Alley Technology Center はミシガン州経済開発公社(MEDC: Michigan Economic Development Corporation)と共に、先進テクノロジープロトタイプバス2台の設計および製造用として米国連邦交通局(FTA)から220万ドルの助成金を確保したことを発表しました。より経済的で、かつ信頼性の高い車両輸送により公共交通機関を活性化するために、先に獲得した連邦政府からの助成金55万ドルを合わせると、合計で270万ドルの助成金が FTA より Altair BUSolutions プロジェクトに供与されることになります。また、このテストプロジェクトは、地域において発展を遂げている研究および製品開発セクターに新たな機会を提供します。

220万ドルの政府助成金は2つの財源によるものです。すなわち、Department of Transportation Research and University Research Centers から150万ドルが供与され、追加の70万ドルは交通省の Bus Grants から提供されました。

Altair Engineering の President/CEO、James R. Scapa は次のように述べています。「この220万ドルの助成金は、私達の予備事業への政府の初期投資であるだけではなく、地方政府とビジネスの首脳部が協同する際に造り出されたエキサイティングなシナジーの証しでもあります。この事業は、私達がこの領域について有する卓越した才能を示し、また、ミシガン州南東部に新しいテクノロジーリソースを引き寄せるための素晴らしい好機です」。

Automation Alley Technology Center のディレクター Tom Anderson 氏は、「この事業について Altair Engineering と協同できることを私達は嬉しく思っています。このパートナーシップは、新生の技術問題についてミシガン南東部が如何にして国家的なリーダーシップをとっていくかの重要な例となります」と述べています。

プログラムのキースポンサーである下院議員 Joe Knollenberg 氏(R-MI)は、「効率的な公共バスシステムは、私達の地域交通の必要を満たす鍵となる要素です。しかしながら、潜在力に十分見合う輸送のためには、従来のバスを21世紀に持ち越す必要があります。Automation Alley Technology Center と Altair Engineering によって作成されるバスプロトタイプは、公共交通機関が直面する難問の処理において大いに期待されます」と述べています。

また、Automation Alley のエグゼクティブディレクター Ken Rogers 氏は、「連邦議会委員 Knollenberg、Senator Carl Levin (D-MI)、Senator Debbie Stabenow (D-MI)、Congresswoman Carolyn Cheeks Kilpatrick (D-MI)からのサポートに深く感謝しています。議会においてミシガンの先進製造セクターにこのような強力な擁護者がいる点で、ミシガンは恵まれています」。

Altair BUSolutionsイ ニシアチブは、メンテナンスが容易で、既存の交通インフラストラクチャーにおいて大幅に低いコストで効率的に運行可能な2つのデモンストレーションバスを設計、製造します。Altair は、規制条件に見合うよう、また、バスの乗員乗客のニーズに応えるよう、地元の公共交通公社、すなわち地域交通局(SMART: Suburban Mobility Authority for Regional Transportation)ならびにデトロイト市交通局(DDOT: Detroit Department of Transportation)と密に協力しています。また、このプロジェクトは Southeast Michigan Council of Governments(SEMCOG)の地域交通改良計画にも含まれています。

Altair Global Engineering の vice president である Michael Heskitt は、次のように述べています。「正しい技術と手法を設計プロセスにしっかりと統合することにより、劇的な結果を得ることが可能です。BUSolutions は、今までどおりの組立手法、材料およびコンポーネントを使用しつつ、従来のアプローチとは基本的に異なる設計プロセスで先進の最適化技術を適用しています。その結果、既存のものよりも重量が30パーセント軽く、運用および維持のためのコストが40パーセント減、製造コストが15パーセント減の輸送用バスの設計が得られました。重量の軽減は、燃料消費の低減、市道や州道の磨耗の低減、ブレーキとタイヤの摩損の低減、および騒音と公害の低減を意味します」。

概念の実行可能性が完全に証明され、プロトタイプバスの性能が余すところなくテストされ、解析、評価された後、Altair Engineering は BUSolutions テクノロジーを商用化し、一般使用されるよう計画しています。



Automation Alley Technology Center について

ミシガン南東部のグローバルテクノロジークラスターである Automation Alley Technology Center は、企業、教育機関および政府に投資し、企業家が新しいテクノロジーをより早く、より効率的に市場に出すための後押しをしています。同社の援助には、事業計画段階(pre-seed)および商品化のための基金、事業計画と戦略開発のサポート、専門家と指導者の強力なネットワークを含みます。詳細については
www.automationalley.com を覧下さい。

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