Altair Engineeringが画期的な新ビジネスインテリジェンス(BI)プラットフォーム『HiQube™』を発表
- 高性能技術により、非常に柔軟で低メンテナンスなBIソリューションを実現-
- 綿密なレポート作成機能および解析機能を迅速に提供-
米国Altair Engineering, Inc. (米国ミシガン州トロイ、以下Altair)およびアルテアエンジニアリング株式会社(東京都豊島区:代表取締役社長 綾目 正朋、以下アルテア)は24日、新たなビジネスインテリジェンス(BI)ソフトウェア『HiQube』を世界規模で販売することを発表しました。HiQubeは、高性能なビジネスインテリジェンス(BI)プラットフォームであり、画期的なHiQubeテクノロジーを搭載しています。HiQubeは、市販されているBIソリューションの中で、最も処理が速く柔軟性の高いソリューションの一つに挙がり、非常に大規模なデータセットの処理を可能にするソリューションである3つのBIデータベース技術を統合しています。(
HiQubeウェブサイト[英語])
HiQubeテクノロジーは、単一の統合アーキテクチャで階層型、リレーショナル型、多次元型の3種類のデータ管理手法を組み合わせています。この革新的なプラットフォームにより、エンドユーザーは、データとの対話やユーザー個々のニーズに合わせたレポート作成が容易に行えます。また、その場限りの特別なクエリを実行してwhat-if解析を行うことも可能です。結果的にユーザーは、HiQubeテクノロジーによって業界トップの可視化技術を使用しながら、重要な業績評価指標を探索し発見できることになります。
「HiQubeはBI機能をユーザーのニーズに合わせるために作られました」とHiQubeテクノロジーの共同創設者でHiQubeのdirector of implementationであるMassimiliano Cavalloは述べています。「この革新的な技術は、ビジネスの意思決定者が、大規模なデータセットへのアクセスが必要な場合に、特にその威力を発揮します。その際、データ探索機能は必要ですし、BIモデルも実行中に容易に変更できなければなりません。またHiQubeは、TCO(情報システムの構築・管理運用にかかる総コスト)を非常に低く抑えます。これは、統合BIアーキテクチャを基礎から構築しているからであり、それ故、HiQubeは迅速に実装でき、習得しやすく、メンテナンスが少なくて済むのです」。
Altairは2007年1月に、イタリアのHiQubeを買収しました。Altairは自社の世界規模のマーケティング、販売、そして、流通経路を使ってHiQubeの販促を支援しています。
「Altair Engineeringは、製品革新に関するエンジニアリング上のより良い決定を下せるよう、他をリードするグローバルな製造設計企業を、成功裏に支援してきました」とHiQubeの会長兼Altair EngineeringのCEOであるJames Scapaは述べています。「HiQubeがAltairの技術投資として、まさに格好の対象だったのはこのためです。現在、多くの事業部門や個人がビジネスデータの追跡や格納を行っており、HiQubeは膨大な量の情報を容易に管理できます。また、HiQubeはデータの利用を容易にし、ビジネスインテリジェンスに転換しやすくします。このゴールが達成できれば、データは有用な知識に生まれ変わるのです」
■柔軟なソフトウェアライセンス体系を提供
HiQube BIソリューションのもう一つの利点は、「使用するサービスの分だけ料金を払う」という独自のソフトウェアライセンス体系です。このライセンス体系により、従来のBIライセンスモデルより格段に高い価値がもたらされます。加えて、HiQubeはすでに、エンジニアリング技術やグリッド技術の市場で実績のある、Altairの確立された特許済みユニットライセンス体系を利用しています。このライセンスモデルの長所は、顧客がサーバーやデスクトップワークステーションといった自社のITインフラ全体を利用でき、一度に使用する最大ライセンス数の分だけ料金を支払えばよいという点です。この柔軟で顧客にとって便利なライセンス体系により、企業のコンピューティングリソース内や遠隔地にあるシステム同士でソフトウェアライセンスを動的に受け渡しすることも可能となり、ユーザーのニーズの変化に合わせることができます。
■HiQubeの主な利点
・HiQubeテクノロジーは大規模なデータセットを管理します。HiQubeは業界で最も処理の速いBIソリューションの一つです。
・HiQubeはユーザー本位のソリューションで、比類ない柔軟性と優れたレポート作成機能を備えています。
・HiQubeは統合BIプラットフォームを基礎から構築しているため、TCOが抑えられ、実装が迅速にでき、習得やメンテナンスが容易です。
・HiQube独自のライセンス体系は「使用するサービスの分だけ料金を払う」モデルを提供しており、企業はコンピューティングインフラのすべてを利用できます。その結果、リソースの利用率は向上し、総費用は抑えられ、効率性は高まります。
「HiQubeは、非常に大規模なデータソースを効率的に管理する上で、多くの用途を提供する唯一のBIソリューションです」と、国際的な化粧品会社Bottega VerdeのビジネスアナリストであるCristiano Monteferrario氏は述べています。Bottega Verdeでは、HiQubeテクノロジーを自社のBIの推進に使用しています。「意思決定者は、複雑なビジネスインテリジェンスソリューションを習得する時間や忍耐をほとんど持ち合わせていません。これは、他のBIプラットフォームにおいてもよくある話です。HiQubeのプラットフォームはロバスト性、処理の速さ、使いやすさを併せ持っているため、Bottega Verdeにとっては理想的なプラットフォームなのです」。
■アルテア主催カンファレンス「HTC2007」(11月開催)で詳細を発表
アルテアエンジニアリング株式会社では、11月13(火)~14日(水)に開催されるHyperWorksテクノロジーカンファレンス 2007の中で、HiQubeの全容のご紹介を予定しています。
この機会に、多くの方の取材をお待ちしております。
当カンファレンスの詳細については、
www.altairhyperworks.jp をご覧ください。
■HiQubeについて
HiQube™は新たな高性能のビジネスインテリジェンス(BI)ソフトウェアソリューションで、独自のHiQubeテクノロジーによって綿密なビジネス解析機能と優れたレポート作成機能を迅速に提供します。HiQubeテクノロジーは使いやすく、階層型、リレーショナル型、多次元型の3種類のデータベース技術を組み合わせた最初のテクノロジーです。データベース技術を組み合わせることにより、HiQubeはユーザーに比類ない意思決定力を与えます。この新しいデータベース管理システムを支えている中核となる技術はイタリアで生まれ、2007年に世界的な技術プロバイダー Altair Enginee-ringによって買収されました。HiQube BIソフトウェアソリューションは世界規模で販売、サポートされています。