Altair、HPE社との戦略的協力関係を延長
HPE社のHPCサーバー製品に、PBS Professionalを先進的なワークロード管理・ジョブスケジューリングソフトウェアとして搭載
ミシガン州トロイ、2017年9月19日 — Altairは本日、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)社と複数年OEM契約を締結したことを発表しました。この契約は、HPE社およびSGI社(HPE社が昨年買収)との長期的なパートナーシップのさらなる拡大を意味します。HPE社は今後、Altairのワークロード管理・ジョブスケジューリングソフトウェアPBS Professionalを同社のすべてのハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)システムに搭載できるようになり、システムサイズとCPUコア数が拡大の一途をたどるなかで、価格とパフォーマンスのスケーラビリティを確保することが可能になります。
AltairのChief Technical Officer for Enterprise Solutionsを務めるSam Mahalingamは、「HPE社との戦略的協力関係を強化することができ嬉しく思います。HPE社にPBS Professionalをメインのワークロード管理ソフトウェアとして扱っていただくことにより、HPE社とAltairの共通の顧客に対し、増え続けるHPC要件に応えるための強力なソリューションを提供できるようになります」と述べています。
HPEクラスタに搭載されたPBS Professionalは、効率に優れた信頼のHPCワークロード管理ソリューションです。HPE統合製品として、HPE ApolloおよびHPE SGIサーバーのジョブスケジューリングを最適化し、最高レベルのシステム利用率を実現します。PBS Professionalは、HPE Apolloと各種HPE ProLiantプラットフォーム向けのHPE Insight CMU(Cluster Management Utility)やHPE SGI 8600システム向けのHPE SGI Management Suiteという、HPE社のHPCシステム管理ソリューションにも統合されています。
HPE社のVice President and General Manager for HPC and AI Segment Solutionsを務めるBill Mannel氏は、「AltairのPBS Professionalは、HPCワークロード管理分野においてトップの地位を確立しています。この度のOEM契約を機に、ジョブスケジューリング管理や当社の先進的なHPCインフラストラクチャーのシステム利用率の最適化のために、PBS Professionalの魅力的な提案を行っていきたいと考えています」と述べています。
HPC市場の最大シェアを誇るハードウェアベンダーとして、HPE社は、ワークグループサーバーや部門サーバーからエンジニアリング企業やスーパーコンピューター向けのシステムまで、非常に幅広いハイパフォーマンスコンピューティングソリューションを提供しています(詳細は、https://www.hpe.com/jp/ja/solutions/hpc-high-performance-computing.htmlをご覧ください)。
AltairはHPC市場で数十年の実績があり、定評のあるワークロード管理、エンジニアリング、およびクラウドコンピューティングの各種ソフトウェアを提供してきました。世界各国の何千社もの企業における利用実績のあるPBS Professionalを導入することで、HPC環境を利用するエンジニアは、生産性の向上、リソースの利用率と効率の最大化、クラスターワークロード管理のプロセスの簡略化を実現できるようになります。
HPE社とAltairの共同ソリューションの詳細については、
こちらをご覧ください。
PBS Professionalは、OEM契約の下でHPE社および同社の認定販売パートナーより既に提供が開始されています。
Altairについて
1985年に設立されたAltairは、ビジネスパフォーマンスの改善のために、設計、プロセス、意思決定を統合かつ最適化するシミュレーション技術の開発と様々な分野への適応に注力しています。 2,600人を超える従業員を擁する非上場企業であるAltairは、米国ミシガン州トロイに本拠を置き、24ヵ国に68以上のオフィスを構えています。 顧客は多種多様な業種にわたり、その数は5000社以上にも及んでいます。 詳細については、
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