Altair、クラウドハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)のエクスペリエンスを一新したPBS Works 2018をリリース
ミシガン州トロイ – 2018年4月25日 – Altair(Nasdaq: ALTR)は、HPCユーザーのニーズに改めて応えるPBS Works 2018をリリースしました。HPCワークロード管理、ジョブスケジューリングソフトウェアのPBS Professional
®を軸に据えた新しいPBS Worksでは、企業内でのオンプレミス / クラウドHPCリソースの利用と管理がさらに便利になりました。さらに、HPCユーザーのための直感的なポータル環境PBS Access
™と、HPCインフラストラクチャーの管理と最適化に欠かせないソリューションPBS Control
™が新たに追加されました。PBS Control
™にはシームレスなクラウドバースト機能も搭載されています。
PBS WorksのChief Technical Officerを務めるBill Nitzbergは、「PBS Worksは今や世界中のあらゆる産業の組織で、生産性向上とコスト削減を実現するためのコアテクノロジーとして活躍しています。新しいPBS Works 2018製品群は、使いやすくて強力なHPC環境への魅力が増すよう、細かな点にも気を配って開発されました」と、述べています。
PBS Works 2018製品群の主なアップデート内容:
- Altairの先進的なワークロード管理、ジョブスケジューリングソフトウェアPBS Professionalのパフォーマンス、スケーラビリティ、セキュリティが向上しました。
- ユーザーポータル環境PBS Accessが新たに登場しました。企業内のどこからでもHPCリソースに直感的かつシームレスにアクセスし、HPCジョブの実行と管理、結果のリモートビジュアライゼーションが可能です。
- 管理者向けのHPCインフラストラクチャー管理ソリューションPBS Controlが新たに追加されました。1つの操作ウィンドウから、オンプレミス / クラウドHPCインフラストラクチャーの設定、展開、監視、トラブルシューティングを行えます。PBS Controlに搭載されている強力なシナリオシミュレーターを使うと、シームレスなクラウドバーストに加え、高度なキャパシティプランニングが可能です。
Orbital ATK社のHPC Services部門のRamesh Krishnan氏は、「PBS Works 2018製品群は、新たにユーザーインターフェースが統一された点が魅力です。システムステータスとジョブの監視、キューやリソース上限の設定、利用率履歴の分析のすべてを1つのインターフェースで実行できるのは、ありがたいです」と、述べています。
AltairのEnterprise Solutions担当Chief Technical OfficerのSam Mahalingamは、「今回のアップデートで特筆すべきは、HPCインフラストラクチャーを非常にシームレスにクラウドに展開できるPBS Controlを使うことで、高度なワークロード要件にもPBS Worksで対応できるようになった点です。現在はクラウドへの移行が進んでいますが、こうしたソリューションにより、組織内の計算インフラストラクチャーの管理だけでなく、クラウドプロバイダーにワークロードを回したり、複数のクラウドプロバイダー間でワークロードを分散したりすることも容易になるので、コストやスループットの管理がしやすくなるでしょう」と、述べています。
詳細は、
https://pbsgridworks.jp/をご覧ください。
Altairについて(Nasdaq:ALTR)
Altairは、製品ライフサイクル全体にわたって、シミュレーション、マシンラーニング、および最適化を適用することで、設計と意思決定に変革をもたらします。Altairの幅広いシミュレーション技術と特許取得済みのユニットベースのソフトウェアライセンスモデルは、シミュレーション主導のイノベーションを実現します。2,000人以上の従業員を擁するAltairは、米国ミシガン州トロイに本社を置き、24か国に69のオフィスを構えています。顧客は多種多様な業種にわたり、その数は5000社以上にも及んでいます。詳細については、
www.altairjp.co.jpをご覧ください。