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アルテアとLG Electronicsが、製品寿命を大幅に延ばすオールインワン解析ソリューション(One Model, One Solver)を開発

複雑な疲労解析により、車載インフォテインメント部品の開発時間を20%以上短縮 ミシガン州トロイ、 2024年7月31日 - 計算知能の分野で世界をリードするアルテア(Nasdaq:ALTR)とLG Electronics Vehicle component Solutions Company (LG VS Company)は、製品寿命の延長を目的とした解析ソリューションの開発で協業しました。LG Electronicsは、設計・シミュレーションプラットフォームAltair® HyperWorks®の主要製品である最適化対応の構造解析ソフトウェアAltair® OptiStruct®を活用して、車載インフォテインメント部品の開発期間を 20% 以上短縮しました。

これまで、LG Electronicsは、製品開発中の疲労損傷評価に複数のソフトウェアやモデルを使用していたため、解析時間が長期化し、モデル管理が複雑になっていました。このプロセスを効率化するため、アルテアとLG Electronicsはマルチフィジックスベースの統合疲労解析ソリューションを開発しました。

「LG Electronicsとの強力により、製品の安全性と耐久性の予測が強化され、電子部品をはじめとするさまざまな製造業の進歩が加速します」と、アルテアの最高技術責任者Sam Mahalingamは述べています。「この取り組みは、エレクトロニクス分野におけるアルテアのリーダーシップをさらに実証するものであり、最も困難な課題を解決し、アイデアをコンセプトから生産までかつてないほど迅速に実現できるよう支援します」

LG Electronicsは、次世代の車載インフォテインメント部品の量産経験を活かし、学習と開発を通じてソフトウェアの精度と信頼性を高めるためのさまざまなケースを提供しました。この連携により、設計段階で潜在的な問題を特定して修正できるため、製品寿命を大幅に延ばすことができます。さらに、統合解析プロセスにより、さまざまな環境での応力と歪みを分析して最適な設計を実現し、製品の耐久性と性能を向上させます。

「OEM顧客向けに安全で高品質の自動車部品を開発するには、数多くの試験、解析、検証プロセスが必要です。この連携により、LG Electronicsの専門知識とアルテアのAIを活用したエンジニアリング技術が統合され、ソリューションプロバイダーとしての競争力が高まります」と、LG ElectronicsのVS部門研究ラボの責任者であるSangyong Lee氏は述べています。

OptiStructは、25年以上にわたる技術革新を基に構築された静的、動的、振動、音響、疲労、伝熱、マルチフィジックスの各分野にわたる線形・非線形解析のための包括的で高精度かつスケーラブルなソリューションを備えた、実績のある最新の構造ソルバーです。業界をリードする企業で世界的に使用されるOptiStructは、最適化設計の推進や構造性能の検証に活用されています。過去20年間にわたり、OptiStructのトポロジー最適化は、日常的に目にし、使用している製品の軽量で構造的に効率的な設計を推進してきました。OptiStructは、従来のプロセス、複合材、積層造形に不可欠なその他の多くの構造最適化手法と幅広い製造制約を提供します。

Altair HyperWorksの詳細については、https://altair.com/altair-hyperworks-jpをご覧ください。




アルテアについて
アルテアは、シミュレーション、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、データ分析、人工知能(AI)に関するソフトウェアおよびクラウドソリューションを提供する、計算知能の分野をリードするグローバル企業です。アルテアは、あらゆる業界の企業がより効果的に競争し、接続が強化された世界でより賢明な意思決定を行うことを可能にし、さらに環境に優しく持続可能な未来を創造します。詳細については、www.altairjp.co.jpをご覧ください。

アルテアエンジニアリング
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