ネバダ大学ラスベガス校のスーパーコンピューティングセンターがAltair PBS Professionalに切り替え
米国エネルギー・環境スーパーコンピューティングセンター(NSCEE)はユーザビリティ、柔軟性、ベンダー信頼性が導入の決め手と語る
ミシガン州トロイ、2014年6月23日 – Altairは本日、ネバダ大学ラスベガス校(UNLV)の米国エネルギー・環境スーパーコンピューティングセンター(NSCEE)が、従来のハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)ワークロード管理システムを見直し、PBS Professionalを採用したことを発表しました。
NSCEEのExecutive Directorを務めるJoseph Lombardo氏は次のように述べています。「私たちは、安心して任せることのできるHPCサプライヤーと、動作の面で信頼性の高いHPCワークロード管理ソフトウェアを必要としていました。AltairとPBS Professionalはまさに私たちが探し求めていたソリューションです。Altairは優れたサプライヤーでありパートナーでもあります。彼らの対応力やサポートの質は以前のサプライヤーとは一線を画しており、大きく異なります。当社では今後、すべてのクラスタをPBS Professionalに移行することを計画しています」。
フルサービスのスーパーコンピューティング施設であるNSCEEは、学術および研究機関や政府、民間産業におけるエネルギー、環境、医療情報学、医療サービスに関連した研究開発を支えています。NSCEEはネバダ大学のほとんどのHPCシステムを管理しているほか、国家的な科学課題の解決に向けたプロジェクトや、米国内24州およびドイツ、日本、カナダの3ヵ国にわたるユーザーベースを担っています。
NSCEEは従来の商用ワークロード管理システムのすべてのクラスタをPBS Professionalに移行する計画で、これにより研究者や科学者はPBS Professionalを活用して計算ベースの研究を強化できるようになります。
NSCEEのResearch Support Analystを務めるRon Young氏は次のように述べています。「PBS Professionalによって、コンピューティングクラスタの管理が劇的に簡略化されました。古いワークロード管理ソフトウェアで問題が起きていた部分も今ではシンプルになりました。非常に軽量なソリューションになったことで、システム構成の柔軟性も向上しています」。
AltairのChief Technology Officer of PBS Worksを務めるBill Nitzbergは次のように述べています。「NSCEEの研究者が取り組んでいる革新的な研究をサポートすることができ光栄です。NSCEEでは新しいPBS Professionalシステムを利用して、特にアルツハイマー病に関連したゲノム研究を強化しています。同センターの研究者は10,000人分の患者のデータセットを追加することを計画しているため、コンピューティングの要件を飛躍的に拡大させる必要があります。そこでPBS Professionalの出番です。信頼性の高いテクノロジーと優れたサポートを組み合わせることで、ユーザーが彼らの研究に100パーセント集中し、さらに多くの研究を行えることを目指しています」。
HPCワークロード管理市場を長年牽引しているAltairのPBS Professionalは、20年以上にわたり何千もの顧客サイトで使用されてきた実績があり、地理的に分散したコンピューティングリソースを簡単に共有することができます。PBS Works
™は、HPCやクラウドコンピューティングの環境を最適化する包括的なソフトウェア製品群であり、フラッグシップ製品であるPBS Professionalをはじめ、ジョブ管理、分析、リモートビジュアライゼーションのためのポータル製品も含まれています。
本件に関するユーザー事例 :
http://www.pbsworks.com/nscee-cs.
PBS Professionalの詳細 :
http://www.pbsworks.com/Product.aspx?id=1
をご参照ください。
Altairについて
Altairは、ビジネスパフォーマンスの改善のために、設計、プロセス、意思決定を統合かつ最適化するシミュレーション技術の開発と様々な分野への適応に注力しています。2000人を超える従業員を擁する非上場企業であるAltairは、米国ミシガン州トロイに本拠を置き、21ヵ国に45以上のオフィスを構えています。顧客は多種多様な業種にわたり、その数は5000社以上にも及んでいます。詳細については、
www.altairjp.co.jpをご覧ください。