概要リソース

Altair® Inspire™ Form

Inspire Formは、製品設計者や生産プロセスエンジニアが設計を最適化し、優れた生産技術と材料コストの削減をシミュレーションするために効率的に使用される完全なプレス成形シミュレーション環境です。

高速で容易な実現可能性解析モジュールで部品を数秒間解析するだけで、成形性を製品開発の初期段階に予測できます。自動ブランクネスティングで、展開ブランクのシートコイルでの歩留りを最大化する効率的なレイアウトを生成します。

試作モジュールは最新の直感的なユーザーインターフェースから、スケーラビリティの高いインクリメンタルソルバーで、多工程の成形、トリム、スプリングバックを繰り返しシミュレーションできるため、複雑さが軽減され、高品質の部品をより経済的に生産できます。

Inspire Formの概要動画

Inspire Formが選ばれる理由

Inspire Formなら、信頼できる部品の成形性チェックを製品設計サイクルの初期段階で迅速に行えます。割れやしわなどの欠陥が生じる危険性をはらんだ箇所を視覚的に確認し、欠陥を除去して設計の総合的な品質を向上できます。

シンプルで非常に直感的なワークフローは習得しやすく、簡単に適用できます。標準トレーニングのセッションは所要時間わずか4～6時間ですが、ほとんどのユーザーが正式なトレーニングなしで使いこなしています。

Inspire Formは、製造性制約条件を考慮しながら、順送型プレス成形やトランスファー型プレス成形のレイアウトに適したネスティングのできる正確なブランク形状を予測することで、材料とコストを削減します。

Inspire Formの形状準備ツールを使用すれば、中間サーフェスの抽出、穴や切り欠きの充填、フランジの除去ができます。形状の作成や更新も、Altair® Inspire™シリーズを使えます。

直交座標系の部品形状データがある場合は、最適なプレス方向が自動的に算出されます。Inspire Formでブランクホルダーとドロービードに対応する拘束力を適用することも可能です。プレス方向はユーザーが指定することもできます。

Inspire Formには、鉄やアルミニウムの標準的なグレードの特性を収録した材料ライブラリがあります。新しい材料を作成してユーザーデータベースに保存することもできます。

解析終了時には、部品形状の成形に必要な板形状のブランク材が算出されます。板厚減少やその他の欠陥（割れ、しわ、ルースメタルなど）を可視化できます。

CADの部品形状から、金型の追加コンセプトを使い慣れたInspire環境内で作成し、PolyNURBSハイブリッドモデリングのパワーを活用すれば、代替案の評価と最適化が迅速化します。

1/多工程での金属成形も、仮想試作ツールに設定することにより、製造プロセス最適化します。高速でスケーラビリティが高いインクリメンタルソルバーで、成形やトリムをサポートしているため、材料の流入、割れ、しわ、ルースメタル、スプリングバックなどの解析が正確に行えます。

Inspireをお試しになりたい方へ。

製品に関するご質問、お見積もりやデモのご依頼、導入や運用でのお困りごとなど、お気軽にご相談ください。

Altair Oneにログインすると、Inspire Formをダウンロードできます。